有限会社まもる建設と名乗る理由

「有限会社」と名乗ることは、若い世代には不利だといわれます。
株式会社はかっこいいけれど、有限会社は「小さくて」「ダサい」「田舎の」会社だと思われるからです。
では、どうして有限会社を名乗り続けるのか。それは、そこに私どもの原点があるからです。
日本では2006年から有限会社は設立できなくなりました。もう15年になります。
私どもは1985年の創業から、小さくても、地方にあっても、地域をつくり、選ばれる会社であろうと今日まで働いてまいりました。
競争が激しい現代ではついつい短期的な利益に目がいって、創業時の想いを忘れてしまいそうになります。
そんなとき、原点に戻る装置として、不利といわれても「有限会社」を名乗り続けているのです。

わたしたちは、つくる。そして、つくる人をつくる。

私たちの祖業は、家をつくることです。しかし、家をつくることは暮らしをつくることでもあります。暮らしをつくるということは、家をつくる以外にも様々な仕事があります。家具や日用品といったものから、店舗、学校といったもの、つまり街や地域、県にいたるまで、人の暮らしは際限なく広がっていきます。私どもはそのすべてをつくりたい。また、暮らしというものは人がいるからこそ成り立つものです。まもる建設では、暮らしをつくると同時に、つくる人をつくることを課しています。これからも徳島が続いていくように、つくる人をつくる。それが私どもの目標です。

失敗を評価できる会社を目指して

若い世代には、新しい挑戦に期待します。しかし、挑戦には失敗がつきものです。失敗は誰にだって恐怖です。ですから、私どもでは、挑戦して成功した人、挑戦して失敗した人、挑戦しなかった人の順に評価することにしました。独断専行で挑戦するのは危険ですが、挑戦したいことがあれば、周囲を巻き込んで挑戦する許可を得ましょう。まもる建設は、その挑戦心をもっと評価するために、変わろうとしています。みなさんのその若い挑戦心が、きっと明日の徳島を変えていきます。

理想の家づくりのために

これまでよりも少しでも便利に、安心に

家づくりをみんなのものにする

建設業というと、男社会というイメージがあります。事実、体力勝負の部分は否めません。しかしながら、いつまでもそれではいけないと考えています。女性が担当するリフォーム専門店を立ち上げたのも、その一環です。家に住むのは男だけではありません。女性が建てる家、というものがあって然るべきなのです。また、家が必要なのは家族だけでもありません。若くても、終の住処としても、趣味の家でも。誰もが必要なときに必要な家を手にできる地域となるよう、これからも私どもは努力を続けてまいります。

残業時間を減らすだけでは足りない

ワークライフバランス。一度は耳にしたことがあろうと思います。私どもは、2011年から残業を減らすために努力を重ね、社員平均で1日あたりの残業時間が40分を切るようになりました(2020年実績)。一方で、時間さえ短くなればいいのか?という疑問も湧いてきています。もし、あなたの仕事が苦痛でしかないのであれば、どんなに残業が減っても耐えられないはずです。次の10年、私どもは仕事が苦痛でなくなるためにはどうすればいいかを考えることにしました。一緒に知恵を絞ってくださるかたの協力をお願いしたいと思います。

選ばれる会社であり続けること

令和になっても変えてはならないもの

売るのではなく、選ばれる会社であり続ける

まもる建設グループには専属の営業マンはおりません。では、どのようにしてお客さんがくるのでしょうか。答えは口コミです。多くのお客さんは口コミや広告、HPなどを見て、知っている人に「まもる建設っていけるんだろか?」と相談してからお越しになられます。私どもはそれでいいと考えています。もっと積極的に、歩合制の営業マンが売ってくれるほうが収益は上がるのかもしれません。でも、それがお客さんにとっていいことだとはどうしても思えないのです。ですからこれからも売るのではなく「選ばれる」会社であり続けようと考えています。選ばれることは難しいことです。でも、選ばれたときのよろこびはひとしおです。相手を思えば、選ばれる会社であること。これが時代に流されない理想の形だと考えます。

我々には立派な看板があるじゃないか

売り込まなくても、私どもには立派な看板があります。事務所のことではありません。事務所の看板は注意していても見過ごすほどに小さいです。これは立派なビルに入っても、いい家が安価に建てられるわけじゃないという理念からきているものです。では、どこに立派な看板があるのか。それは街じゅうです。阿南市を中心に北は藍住や北島、徳島や小松島、那賀や勝浦、美波、海部にいたるまで。私どもが建ててきた数百もの住まいがあります。その仕事ぶりを見ていただければ、売り込み営業なんていらない。建物を、働く姿を見ていただく。それだけで選ばれるようになる。難しいことかもしれませんが、今日までこの方針を曲げずに続けてまいりました。私たちができたことです。きっと皆さんにもできることです。私どもと一緒に、選ばれる仕事をしていただければ幸いに存じます。

一緒に働く先輩たち

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