『子は親を救うために「心の病」になる』誤植
親を救うためでも、首吊りはやめよう
今日の誤食(誤植)はちょっと審議です。OKといえばOKで、ダメ!ってところはダメなものなので。印刷業界と申しますか、編集の世界では、小見出しがページの最後にあることを「首吊り」といいます。多くの場合、縦書きならば左側のページの最後になってはいけないというルールというか、マナーです。あたかも首を吊って、胴体がめくった次のページに進まないといけないように「伸びて」いるからだとかなんとか。今回の場合、右ページの最後にあるだけで、ノド部でわかれているのでセーフという人もいますが、私が担当していた会社では怒られましたね。なので、審議です。
そのうち出てくると思いますが、小見出しなどが長すぎて、折り返して次のページに飛んだりすると「泣き別れ」といいます。これはつまるところ打ち首です。首チョンパってやつですね。頭と胴がわかれてしまったように見えるから絶対にやめろ、よほどのことがなければ短く書き換えてもらえといわれるタイプの禁則です。
読者の利便のために、今夜も編集と印刷工は眠れない。
1年半で80kg痩せたの徳島文学協会員。趣味は人文系の本を読むことで、何度「断捨離」しても蔵書が3000冊を超える活字中毒者。仕事は広告デザイナー・社員教育コンサルタント・編集者ですが、徳島県阿南市に地域おこしのために私費で「e-sports・ゲームセンター」を新築中。ゲーセンのオヤジもやることになりました。
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