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パワハラでがんじがらめな職場を打破するために?

あれもパワハラ、これもパワハラな時代に

 

大変な時代になりました。なにをしてもパワハラ、パワーハラスメントです。とはいえ、こんな時代にしたのは、私のような30代、40代のせいかもしれません。職場の運動会なんていうものがあったら、心底イヤで軽蔑しますし(スポーツは大好きです)、飲み会などといわれると絶対に行きたくありません。まあ、飲み会がダメなのは、私がアルコール不耐症で、お酒の匂いどころか柴漬けの香りでも気分が悪くなり、目がチカチカ、二日酔いしてしまうからなんですけれど。

 

ただ、個々の時間は大切にされるべきではあります。一方で、組織に属しているなら、組織内の融和も考えないといけないと思うんです。すべて、自分で管理して決めたいというのなら、自分だけで仕事をすべきです。組織人になってはいけません。

 

でも、やっぱり自分の時間は大切にしたい。

複雑な心模様ですね。

 

ランチタイムを社長と一緒にという企画なんかがもてはやされますけど、あれも相当に酷いパワハラだと思うわけです。楽しみな食事時を、どうしてお前みたいなものの顔色を伺ってやらねばならんのだ、ということです。ああいう企画は、社内の休憩室で盛り上がっているところに社長がやってきても「し〜ん」とならない会社だからできることです。いきなり社員と交流するぞ〜!!と社長がはじめるのは最悪手です。物事には順序があります。

 

でも、なにかしないといけないのであれば、お昼の時間を奪うのではなく、お昼のあとに社員全員で近所のお菓子屋さんでもコンビニでもいいので、食後のデザートやら3時のおやつを買いに行くというイベントをやることです。月イチの土曜とかで。

 

お昼ご飯を食わせてやるぞ!となると、社長や上司より高いものを食べてはいけないことになります。しかし、デザートやおやつだとどうでしょう。経費として会議費ということにしておけばいいですし、社員が自分の好きなお菓子を買う。その品を見てひとつふたつ盛り上がる。季節の食べ物やコンビニの新商品、そこから市場や世相を感じられるかもしれません。

 

強引さが少なく、同時に団結してなにかに取り組むというシーンを描け、社員総出で買い物に行くので、目立ちます。あまり混雑する時間にやると迷惑ですが、地元のお店なら事情をちょっと話しておけば新しい繋がりも生まれるかもしれませんし、SNSで「なんだこの会社」と取り上げてもらえるかもしれません。批判も出るかもしれませんけど、それはなにをしても出ますから。

 

人と関わるのが苦手な人だって、本質的に人間嫌いなわけではないんですよ。ほとんどの場合。自分の時間は大切だけど、誰かに自分を大切にしてもらうことはもっと大切なんです。わがまま放題な考えですが。だから、しぶしぶでもパワハラにならないラインの軽いイベントをやると、心を開けたりします。こういう努力を怠って、「社内の縦割りをなくせ」などと大号令を出しても、人間、そうは変わりません。ちょっと試してみてはいかがでしょう。成果が上がったら教えてください(あがらなくても、教えてください)。

 

そんなことばかり考えて、「仕事をおもしろくする」仕事

 

あ、申し遅れました。私の仕事は職場や仕事の「そんなこと」ばかり考えることなんです。広告デザイナーやブックライターがメインですけど、知恵を絞ったり、人が楽しんだり集まったりする場所をつくるのが好きなんですよね。なにかお手伝いできることがあったらご相談ください。

はい、そうです。ミエミエの就職活動です。

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