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社員の駐車場は決めてはいけません

定位置管理がいいのですが

車一台停めるのにもノウハウがあります

 

地方ですと、ひとりに一台、自家用車があるのが当たり前ですよね。会社でも社員用の駐車場を構える必要があって、結構大変です。この土地のぶん、店や事務所が広げられれば、賃料払わなくて済めばなあ……と思ったりするものです。

 

さて、駐車スペースを決めている社員がいませんか。もちろん、好き勝手に、スペース以外のところへ停められるよりはいいんですよ。でも、毎度決まったところに停めるのはよくない傾向です。固定的な習慣化をさせると、変化を嫌うようになりますから。また、従業員用駐車スペースが来客用と完全に別で、まったく見えない位置にあるというのであれば、決まったところに停めなさいというのでもいいと思います。しかし、ロードサイド店などで来客者の駐車スペースと混在している、すぐそばである場合は、安易に決まったところに車を停めさせてはいけません。

 

近所の人は見ています。いつも同じ車が停まっていると、社員の車だとすぐわかります。外に仕事に行ってないのがバレます。ですので、混在したり、主要道路から見える位置に社員の車を停めざるをえないときは、必ず定位置駐車をさせません。ローテーションで昨日と違うところに停めてもらいます。さらに、社員用駐車場がある場合でも、ローテーションで何人かは幹線道路から見える位置に停めてもらいます。お客さんがいるように見せるためです。コスいと笑いたければ笑ってください。これが以外とバカにならない集客力なのです。

 

業種によっては駐車スペースにこだわること

 

お客さんにとって、あまり見られたくない業種というものがあります。興信所や弁護士事務所、心療内科などは、道路から見えない位置に車を停めるスペースがある場合もありますよね。あれはお客様への配慮です。停めやすければいいよというかたのために、お店の前にドンと駐車場を構え、裏にもありますとわかりやすく示してあげますと、気になさるかたは安心して利用できます。最近、100円ショップの利用客の中でも気になさるかたがおられると聞きました。100円ショップのクラフトグッズ(手芸用アイテム)はすばらしいものがあって、そこで仕入れた材料であれこれと小物をつくって販売しているかたなどは、オシャレに気を使われていることが多く、そういう店に立ち寄っていると思われたくないのだとか。

 

いくらなんでも気にしすぎだ! というのはこちらの都合。それで1件でもお客さんを逃してはもったいないでしょう。配慮することが利益に繋がるなら、ドンドン配慮すべきです。ご参考までに。

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