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会社にロッカーはいらない|片付けの極意

ロッカーも更衣室もないだなんて!

大正解です、社長すばらしいですね

 

「前の職場にはロッカーも更衣室もあったのに、この会社にはない。信じられない!!」

と金切り声をあげるスタッフ。よくある光景ですね。百戦錬磨のみなさんなら、きっともう対処法をご存知のはずです。「そうですか。では、前職に戻られたらどうですか」これでいいわけです。

 

ロッカーはお金を生みません。更衣室も同様です。ロッカーがあると、要らない荷物を持ち込みます。片付ける習慣がつきません。貴重品などを持ってきて失くなったなどということになれば、職場の空気が悪くなるのは当然ですし、職務上必要なものは社内に堂々と置いておけばいいわけですから、鍵付きロッカーは百害あって一利なしです。法的に鍵付きのロッカーに保管しなさいと定められているもの以外は、鍵どころか扉すら不要です。収納スペースは中身が見える状態にしておくことが原則です。中身が見えれば、どこにしまったかわからなくなることもありませんし、要らないものを置いておくと目障りなので逐一捨てられます。鍵付きロッカーや収納庫の場合は、中に何があるか写真を撮って、扉にクリアファイルやラミネーターで貼っておくことです。こうすると、備品を二重に購入するようなミスもなくなります。

 

それでも、ロッカーが欲しいという人はいるかもしれません。だったらロッカーぶんの家賃を支払い、それを置くことで発生するリスクを個人で背負ってもらい、置くことで得られるメリットで会社の業績をアップさせられる証拠を見せてもらうことですね。そこまで要求しなければ、割にあいません。会社の制服を着て出社・退社するのなんて嫌だ!という人がいますが、私からすれば、「制服や社章をつけて歩きたくないような会社にどうして勤めているの?」と思うのです。嫌いな仕事をしているのは、おかしいでしょう。大人になったら仕事が人生の大半になるんです。その仕事が嫌で嫌で仕方ないなら、あなたの人生は間違いなくつまらなく、嫌なものだということです。そんな人生、生きていてなんの楽しみがあるのか。はやいとこ制服を着たまま胸を張って歩ける職場に移ることです。愛社精神を強制しているわけではありません。「嫌いな職場にいるあなたがおかしいんじゃないの?」といっているのです。このページは経営者のかたを中心にお読みいただいているので、一社員に向けてのメッセージは届きにくいかもしれませんが、どちらがおかしいか、無限遠の視点から見てみることです。

 

また、通勤退勤中も「業務中」なのです。途中どこにも寄らずに帰れというわけにもいきませんが、制服を着て立ち入るべきでない場所や、仕事終わりに着飾って出かけたいなら一度帰ることです。高い衣類やハンドバッグ、貴金属を持ってくる理由にはなりませんし、通勤退勤含めた勤務中の事故は労災対象です。業務に無関係に出歩くこと自体がリスクだということを認識してもらわなければなりません。厳しいようですけれども、それが社会人です。それが嫌なら、フリーランスになればよろしい。フリーならなにをいわれるでもありません。会社に守られて不自由を受け入れるか、自由なフリーランスか。二者択一です。

 

(次のページでは実際にロッカーをなくした会社の事例をご紹介します)

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