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会社は変わりゆくことが正しいのです

昨日の自分と今日の自分は同一か?

 

バカな話をします。

といっても、私はもとよりバカなので賢い話などしたことがないのですが、今日は特に間抜けなことをお聞きします。

 

「昨日のあなたと今日のあなた、本当に同一人物ですか?」

 

哲学的で、うすら寒くなってきましたね。

でも、ひとついえることは、1日ぶん時間が経ったのだから、なにかしらは違っているということです。人間は食べたものでできていますから、一昨日食べたものでできている自分と、昨日食べたものでできている自分は、やっぱりちょっぴり違うはず。そういう変化はあるはずなんです。

 

例えば、鉛筆が机の上に転がっているとしましょう。1000年経ったら朽ちていると思いますが、じゃあ一体、どこから朽ちたのか。

 

今日までは朽ちていなくて、今日から朽ちた。

 

なんて線引きはできませんよね。人間が毎日観察できたとして、その観察では気づかないような変化が日々起こり、いつの間にか朽ちていくのです。

 

今日の鉛筆は昨日の鉛筆と同一なんでしょうか。同じものでも、すべてが同じではないはずなんです。

 

なにがいいたいかといいますと、そうやって世の中は常に変わっていくのに、会社のような組織にいると、変わらないことがいいことであるかのような価値観に囚われてしまいます。社長の朝令暮改を徹底的に糾弾してみたり、毎日毎日同じ仕事を繰り返すことがベストで、新しいことに取り組まなくなったり、新規のお客様を探しに行かなくなったり。

 

世の中は毎日、いまこの瞬間も、気づかないくらいの速度で変わっているのに、会社や仕事は変わらないと信じている人がいるんです。自分自身だって昨日と今日では変わっているはずですし、なんなら1日ぶん年をとっているのに、同じだと漫然と考えている人がいるんです。

 

世の中は変わるのが普通です。変わらないのがおかしいのです。

だったら我々も変わるのが普通です。変わらなければおとぎばなしの世界です。

 

いいですか、会社は日々、見えないくらいでもいいから変わっていかなければなりません。変わることが正しく、変わらないほうが不自然だという価値観を共有してください。また、変えて失敗したら、即、元に戻す。それをいたずらに揶揄したり、失敗を認めない頑迷さは持ってはいけません。やってみてダメなら戻せばいい。そんなおおらかさも同時に持って、全社員と共有することです。

 

いますぐ変われるところはないか、探してみてください。

難しいことではありません。なぜなら、いまこの瞬間もあなたは変わっているのですから。

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