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ベッドのマットレスの価格と性能差

いいベッドのウレタンマットレスはなにが違うのか

 

ずっと疑問に思っていたこと。高いウレタンマットレスと安いウレタンマットレス、なにがどう違うのか。私は酷い腰痛持ちで、腰痛持ちどころか首から胸、腰に尾てい骨付近にいたるまで、全身ヘルニアの巣。少しでも神経や血流を圧迫すると半身不随で起き上がることもできません。線維筋痛症という病気なども相まって、寒くなれば体の麻痺が取れるまで2時間も寝たっきりになります。この間、トイレに起きることもできないので、ここ数年は尿瓶を枕元に置いての生活。小どころか大ということもあるため、寝具を汚す苦い経験から、オムツを常備していたこともありました。30歳でこれは結構堪えるものがありましたね。

 

 

さて、自分の話はこのへんにして、こんな具合で腰が悪いので、ベッドマットレスには人の何倍も関心を持ち、あれこれ使って研究を重ねました。基本的なところですと、低反発と高反発があるのではじめは低反発がいいと思って使い込んでいたのですが、3つ折のほうが引越しに便利だということから高反発を試しに使いはじめたところ、高反発のほうが体にあっており、マイナス80kgも痩せたいまとなっては完全なる高反発教徒となりました。

 

そんななかで、高級マットレスを1枚買うより毎年安いマットレスを買い換える方がいいと判断し、上野方面の問屋さんから仕入れていたのですが、ふとしたときに「高いのと安いの、なにが違うんだろう?」という当たり前の疑問にぶつかりました。

 

高いものは当然、テレビショッピングなどで芸能人がキャーキャーいったり、アスリートを使ったCMをバンバンやったりする経費がかかるのだとは思いますが、本当にそれだけなのか。

 

聞けば、高級マットレスはウレタンの純度が高いそうです。ウレタンは「重さいくら」の商売なので、質の悪いウレタンを製造する業者は、こっそり混ぜ物をするといいます。確かに安いクッションなどは、ウレタンなのかゴミなのかわからないような混ぜ物だらけのものをカバーにくるんで売っていますが、それだけではないそうで、ウレタンに重くて安いもの、代表的なものは石灰石を砕いたものを混ぜ込むのだそう。

 

石灰を大量に混ぜると反発力が落ち、復元力もなくなるので、低反発マットレスなどといって売っているということなのです。

 

ということは、高反発マットレスは誤魔化しにくいのでしょうか? 必ずしもそうだとはいえないと前置きされましたが、通常、高反発のものは質のいいものが多いとのこと。高反発のものが高いのは、やっぱり身が詰まっているからなんですね。でも、身の詰まり具合にしては低価格なのは、マットレスというものは大きくて軽くかさばるので、輸送費用が結構するという点にあるようです。

 

軽い低反発も、重い高反発も、マットレスのサイズとしては同じなので、輸送費はほぼ同じということなんですね。教えてもらわないとわからないことって、日常にいくらでもあるものですねぇ。

 

 

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