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顧客第一主義ではなく、社員ファーストを掲げよう

社員が1番、顧客は2番

 

三時のおやつは……といっても、地元の人にはわからないんですよね。徳島では流れていないCMです。徳島だと、月に浮かれてたぬきが出てくるヤツですね。いきなり本題から逸れてしまいすいません。

私は顧客なんて2番手以下だと思っています。絶対にファーストにしてはいけません。とんでもない人間だと思われるかもしれませんが、あなたが社長なら、守るべきは顧客ではなく社員です。社員とその家族です。また、2番目はあなたとあなたの家族であって、顧客はやっぱり2番手以下なんです。なぜって、顧客のために社員を疲弊させ、自分を疲弊させては、なんのために仕事をしているかわかりません。会社は顧客の奴隷ではありません。ましてや、いまはネットに加えてグローバル化の時代。ライバルは世界です。結果、競争は激化し、過剰なサービス、おもてなしがあって当然と思う人が急増しています。本当にそれでいいのでしょうか。

 

社員の満足度が低い会社は、顧客満足度も基本的に低いです。社員満足度の低さは定着率や生産性が低いからすぐにわかります。また、給料も安くてブラック企業だったりすると、目もあてられません。社員とは、人間でいうところの手です。顔と言い換えてもいいかもしれません。あなたは汚い、泥だらけの手でお客さんと握手するでしょうか。手を洗ってからしませんか? 社員満足度が低いということは、汚い手、みすぼらしい服装、目ヤニがついた顔で応対するのと同じこと。会社の身だしなみを整えなければ、お客さんの満足度など上げられないのです。まず、社員の満足度を上げる。社員ファーストを打ち出すことです。それを許さないというお客さんには帰っていただくことです。誰かの不幸の上に成り立つ商売や社会なんてあってはいけません。社員を徹底的に使って壊すような会社も、顧客もあってはならないのです。

 

会社の目的は稼ぐことが一番ではないとこの瞬間に決めてしまいましょう。社員の満足が会社の目的です。その結果、社会がよくなることが次の目的。そして利益がちゃんと出る。順番はこうです。反対はありません。反対の手順を踏むと、利益をつくりだすために無理をすることになるからです。無理をすればクリエイティブな思考が持てなくなることは、研究からも明らかです。まず、社員の満足度を高めること。それがすべてを解決しうるのです。

 

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