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災害復興住宅にプレハブ仮設住宅はもったいないと思う

災害復興住宅は、自治体が普段から所有できるもので

トレーラーハウスがいいのではないかと

 

災害復興に使うために、避難者へプレハブ小屋を提供することが多いのですが、これって復興が終わったら取り壊してしまうことも多く、二度と使えないんですね。加えて災害が起こるまでの間もまったく使えないんですよね。はっきりいって、無駄だなあと。なにかあるたびに作って、壊して。これほど「もったいない精神」と「自然災害」が多い国で、どうして活用しやすかったり、再利用が可能な家というものが発展してこなかったのかと思うわけです。

 

例えば、トレーラーハウス(コンテナハウス)というものがありますよね。これって台車部分はトレーラーですから、自走できるんですよ。厳密には牽引ですけど、移動は容易です。普段からどこかに停めておいてもいいですし、災害が起きたときにだけ、コンテナを載せずに復興住宅を載せるとか、そういう活用方法があるんじゃないかと。また、生活再建が果たせたら、台車から降ろして土地に固定し、住んでいる人に払い下げるだとか、やりようがあると思うんですね。当面避難者は学校の校庭なんかで生活するわけなんですけど、そんなときも簡単に置けて、学校再開時には簡単に移動させられる。デメリットなんてほとんどないんですよ。狭いとか、本当の家に比べれば暑いとかありますけど、被災時の一時的な住まいとしては、プレハブ小屋や体育館だって同じでしょう? 固定資産税が取れないというデメリットが国にあるのかもしれませんが、被災者から税金を取るような無体もないでしょうから、誰も損しないんじゃないかと。

 

南海トラフの巨大地震が起きれば、物流も含めて甚大な被害になるでしょうが、トレーラー(コンテナハウス)に互換性のある住宅が全国各地に置いておけば、それを被災地に運んでもらうだけで十分活用可能ですし、不要になれば返せばいい。土地さえあればそのまま移住することもできますし、ちょっと徳島県や高知県なんかで実証実験ができないかと考えているんです。

 

どなたか、一緒にやってくれませんかねぇ?

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