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体重140kgから59kgまで約80kg痩せたメカニカルダイエットの手順・簡易版

80kg痩せて体脂肪率測定不能(5%以下)までになった、体重を基準にしないダイエット

 

以前、別サイトにまとめておりました、メカニカルダイエット日記ですが、あまりにも情報が多くなって「痩せたい」というかたにとって不便なブログになってしまいましたので、こちらに簡易版を移設することといたしました。

 

念の為申し上げておきますが、最終的に体脂肪率測定不能になったのはやりすぎです。その反省から、いまは8〜11%となるように無理をして食べています。

体調のことを考えれば、なにがなんでも痩せていればいいというものではありません。もちろん太ったままでもいいというものでもないと思いますし、私のように痩せることで人生が拓けることも事実ありますから、本ダイエットのご利用は計画的にお願いできればと思います。

 

100kg台から60kg強までの変化

 

お食事中のみなさん、すいません。醜い体ですが、お付き合いいただければと存じます。100kg台からの写真しかないのは、太っている自分を写真に残したくなかったからと、どうせダイエットに失敗するという思いから、140〜110kgの間の写真を撮らなかったからです。このあたりも太っている人間特有の精神的弱さというか、逃げ道をつくっていて、いまとなっては情けないと思いますね。いまとなっては、ですけどね。当時はそれ(太っていることと、逃げ道を用意すること)が正しいと本気で信じていたんですから。

 

   

私の身長は180cm代中盤ですので、標準体重は80kgになります。背が高いので、一番はじめの110kgの写真でも、3ケタあるように見えないかもしれません。

そしてこちらが63kgのころの写真です。2018年の夏のもので、当時の体脂肪率は5%前後でした。

   

証拠をお見せしたところで、早速「メカニカルダイエット」についてみていこうと思います。

 

体重を基準にしないメカニカルダイエットの手順について

 

ルールはとても簡単です。以下を順に守るだけ。

  1. 自分の体重(kg)に25をかけて基準カロリーを計算する
  2. 口に入るものはすべてカロリーを計算・換算してメモする
  3. 基準カロリーよりも摂取カロリーが多くならないようにする

以上です。

 

このダイエットの強みは、なんといっても「体重」という、1日の間に1〜2kg変動するものにとらわれないことです。1kgなんてトイレに行けばすぐに減りますし、誤差が大き過ぎます。ダイエットは体重基準でやってはいけません。太っている人間は心が弱いので、「体重は増減するものだから、この数字はたまたま重めに出ているだけだ」とかいって食べます。また、重く出たときは体重基準に考えないくせに、軽く出たときは「痩せたから少し食べても大丈夫だ」などといいます。

 

メカニカルダイエットは体重を基準にしません。基準とするのは、基準カロリー(体重が100kgなら、100×25=2500kcal)だけです。この基準カロリー内なら、なにをどう食べても、原則痩せます。炭水化物だから、脂肪だから、そういうことは考えなくて大丈夫です。人間の体は物理法則で動きます。ダイエットはとってもメカニカル、機械的なんです。足りないカロリーは自分の体から持ってくるしかないのであって、食べ物の種類なんて関係ありません。脂肪分の少ない鶏のムネ肉だって、3kg(脂身・皮なしで3500kcal)食べれば太りますし、ブロッコリーも10kg(3500kcal)食べれば太ります。なにを食べるかではなく、カロリーに注目するのです。

 

人間は1kg痩せるのに、7200kcal消費すればいいのです。つまり、毎日基準カロリーより150kcal少なく摂取していれば、運動などせず、1日中寝ていても、50日で1kg痩せます。実際は仕事や学校などで活動しますから、少ない人でも基準カロリーの1.1倍、多い人なら1.5倍くらいのカロリーを消費します。基準カロリーが2000kcalの人が摂取カロリーを1850kcalに抑え、最低限仕事をこなしていれば(1.1倍)、合計で350kcal程度毎日痩せていることになります。これなら3週間で1kg痩せます。1700kcalに抑えれば、15日程度で1kg、1550kcalに抑えれば、12日で1kg痩せます。

 

とてもメカニカルですよね。なにを食べるかで悩む必要はないんです。人間の体はシンプルです。

 

三日坊主のサボリ魔だからこそできるダイエット

 

一時期流行ったレコーディングダイエットというものがありますよね。あれで挫折した人もいるかもしれません。私は140kgまで太ったことからわかりますように、はっきりいって根性なしです。三日坊主どことか、1日保たない。そんな私でもメカニカルダイエットを続けられたのは、サボリ魔であることを逆手にとったからです。

 

どういうことかといいますと、

  1. 食事のカロリー換算が面倒だなぁ
  2. カロリー表示のあるものだけ食べれば楽だなぁ
  3. そもそも食べなきゃメモも計算もいらないなぁ

という流れです。楽になりたい一心で、食べることから遠ざかったわけなんですよ。キャベツのカロリーが何グラムでいくらで……というのは面倒ですよね? 面倒だからこそ、やらなくて済むほうを選ぶ。サボリ魔の根性なしだからこそです。水分から摂取するカロリーもゼロにしました。水、お茶、ブラックコーヒー。これが基本です。出先で飲んだりすると、手帳や携帯にメモをするのが面倒で、外では迂闊に自動販売機を利用しなくなりました。

 

さらに、「332kcal? 計算面倒だから350にしよう」といったことを繰り返した結果、加速度的に体重が減ったのです。面倒くさがりだからこそ、そこを活用するのです。

 

こうして毎日、口に入るものを計算していくと、「見える化」が起こります。

 

単に痩せたいと思うのは願望です。叶いっこありません。しかし、何キロ痩せようと思えば目標です。ただ、これでも達成するのは難しいでしょう。なぜなら、方法論がないからです。達成させるための目安やテクニックがないので、ほとんど願望と同じです。「いじめをなくそう」というポスターとほぼ同じですね。どうすればいいかがわからないと、人間は行動できないんです。しかしながら、見える化すれば違ってきます。次になにをすればいいのか明らかですから、願望でも目標でもなくなります。いうなれば、買い物リストや家事リストの一項目みたいなものです。誰にでもこなせるようになるのです。

 

基準カロリーと摂取カロリーにより見える化が起こると、なぜ痩せないのか、もしくはなぜ痩せたのかが一目瞭然です。そうなると、単なる願望やスローガンではなくなりますから、なにをすればいいか明白です。茶碗一膳分、ご飯を食べなければ基準カロリー内になるとわかれば、そうすればいいだけ。小学生にも理解できることです。人間はわかりやすい基準があれば、どうにか達成できるものです。しかし、なにも持たずにスローガン的にいわれたことは実行も達成もできないものです。意欲がわかず、達成感も得られないからです。

 

見える化されればあとは実行あるのみ。ダイエットという達成不可能そうな目標(スローガン)が、現実のものになれば、より本気で取り組みやすくなります。

 

そんなバカな、簡単すぎる! と思われたかたこそ、騙されたと思って実践してみてください。きっとダイエットへの取り組みがかわってくるはずです。

 

それでもどうしても痩せられないというかたは、ご相談ください。

一緒に考えてみましょう。

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