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いいかっこしい採用はケガのもと

いいかっこしいの採用は、百害あって一利なし

 

採用活動をする場合、入社を希望する応募者も大概のウソをつきますが、会社もウソをつきますよね。応募者のウソはわかります。ウソついて雇ってもらって、お金をもらおうという魂胆です。当然ダメですが、理屈としてはわかる。一方で、会社のウソは絶対にいけません。なぜって、なにひとつ得することがないからです。なのに、ほぼすべての会社が、会社説明会や面接の場で「いいかっこしい」関西ライクにいえば「ええかっこしい」の採用をします。まったく、理解不能です。

 

条件的にウソをついたり、悪いところがないかのようにふるまったり、超一流の企業のような態度をとったり。そんなウソは入社後すぐにバレますし、従業員はいつでも辞められるうえに、訴えることだってできます。さらには「こんなすごい会社なら、だまくらかして入社して、働かずに給料もらっても大丈夫だろう」という人材がワラワラと集まってきます。なにひとついいことなんてありません。

 

会社説明会をやるならば、自社がどれほどダメな会社かはっきりいうことです。ボロボロの自社ビルなら見せればいいですし、小汚い現場なら見せるしかありません。そのうえで、自社の強みがあるなら語ってください。順序が逆です。

 

だまして人を採用してやろうというのが大きな勘違いなのです。そんな人材は自社の手に余ります。いい意味でも、悪い意味でもです。だったら、大したことのない自社に対して、熱意を持って入社してくれる相思相愛のひとりを採用した方がずっといいとは思いませんか?

 

採用活動もかかる経費は安くありません。必死になるのはわかりますが、努力の仕方を間違っています。常に「いいかっこしい」ではないか? と離れた場所から俯瞰する習慣を持ってください。

 

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