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改元詐欺とアポ電強盗の手口を予想する

平成からの改元詐欺手口を考えてみる

 

いうまでもないことですが、これを悪用してくれなんて話じゃありません。私が思いつくのですから、もうどこかですでに起こっているかもしれないことです。まずはご家族、ご友人を守ることに役立ててもらえればと思います。

 

改元で口座やキャッシュカードが使えなくなる詐欺

 

「改元のため平成につくった口座やキャッシュカードが使えなくなりますよ」ですとか、「昭和につくった口座は切り替えないと使えなくなります」とかいうんですね。もっともらしく、「特例法で次の元号までは使えるが、ふたつ飛び越したらダメだ」とかストーリーをつけるんです。で、「大正時代の口座を持ってる人はいないでしょ? みんな平成になったとき国にお金取られちゃったんですよ!」とかいっておけば、慌てる人も出るはずです。

 

最悪ですが、ありえます。休眠口座のお金が回収される可能性があるというのは事実ですが、国も銀行も、そう簡単に個人資産を取り上げたりはできません。日本の所有権は強すぎるくらいに強いのです。慌てなくてもいい旨を伝えておかないといけません。

 

書面に口座番号と氏名、暗証番号を書かせ、「すべての口座の切り替えを代行できます」とかいって、資産リストを全部把握しようとしてくる輩が出てくるはずです。絶対に口座番号や暗証番号、印鑑などを渡さないこと。加えて相手をしないことです。相手をすれば付け込まれますし、資産がありそうだと感じられたら、最近は押し入り強盗に早変わりなんでしょう? 危険です。

 

現金にしておいてくださいからのアポ電強盗

 

先ほどのバリエーションですが、最近増えているらしい「アポ電」と組み合わせた詐欺・強盗の方法です。例えば、改元で口座が使えなくなるかもしれないなどと語っておいて資産状況を聞き出し、念のために現金化してしばらく持っておいてくださいというわけです。あとで銀行員役の人間が預かりに行くでもよし、強盗に入るでもよし、ということですね。

 

これ、おそらく増えると思うんです。改元されたって口座凍結やら切り替える間使えないやらはないはずなので、そんなことをいわれても取り合わないようにと伝えてあげてください。

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