1. HOME
  2. ブログ
  3. 感謝の効用について

感謝の効用について

感謝すると損をするとでも思っているのでしょうか

感謝嫌いの日本人?

 

今回のテーマは感謝です。感謝の効用は恐ろしいものがあります。日本人は感謝を口にしません。おいそれと口に出せば、それが自分の価値を下げると考えるからです。

でも、それは本当でしょうか。

仮に感謝すると価値が下がるとしましょう。感謝を与えて自分の価値が下がるということは、価値を金銭的なものとして捉えれば、お金を支払っているということです。自分という口座から預金を切り崩して支払ったということ。ならば、受け取った相手がいるはずです。

 

ならば、全体的にはなにも価値は減っていないわけです。しかも、誰も損をしません。経済がまわれば、発展したり、改善するのと同じで、自分の口座から価値を切り崩して支払えば、受け取った人はしあわせになり、さらに経済発展に寄与します。あなたの家族や部下に対して感謝すれば、あなたのチームはより強固に、よりやる気を持って動き出すはずですから、良好な再生産のサイクルに入ったといえます。

 

感謝すると損だ、恥ずかしいだなんてとんでもないことです。サルどころか昆虫にもプレゼントを贈る種が存在するのです。社会性を万物霊長として発展させてきた我々が、物品ならずとも「きもち」を渡すことのなにが恥なものですか。

 

どこにいても、どんな小さな祠でも、米粒ひとつにも神仏にはありがたみを感じる国民性なのに、ありがたいと感じたときに感謝しない。まったく妙な話だと思いませんか?

 

もっと気軽に感謝してもいいと思いますよ。

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事

調べものですか?

最新記事

おすすめ記事

特集記事

About Author