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魚型の醤油入れをどうやってつくっているのか問題

お弁当で見かける魚のしょうゆ差しはどうつくる?

魚型である理由はさておいて

 

お弁当についてくる、魚型のしょうゆ入れ。

どうやってつくっているんでしょうね。

ちょっと頭の体操がてら考えてみませんか?

 

まず私が考えるのは、注入しているのではないだろうということ。あまりに小さすぎてひとつずつ液体を注入するのは手間です。こういうものは一気にやらないと、採算が取れないと思いますので、ひとつずつということはないと思われます。

 

では、魚を2枚おろしじょうたいにして醤油のタンクの中を通し、後に熱かなにかで封をしているのでしょうか。これもあまりに小さすぎるので、熱源に近寄ると醤油が沸騰して破裂してしまいそうです。

ただし、醤油の中を通すという方法は間違いないような気がします。お煎餅やおかきなどをつくる工場をみたことがありますが、金属製の網状の容器のなかにおかきを大量に入れ、醤油のタンクの中に沈めていました。おかきは軽いので、醤油に漬けようと思っても浮いてきますし、吹き付けるだけでは中まで染み込まず、おいしくない。それを金網の容器でフタをして沈めるという方法で解決していました。

 

よって、魚型の醤油入れも同様に沈めているのであろうと思われます。ただ、単に沈めるだけではダメです。なかに醤油を充填しなければなりませんが、まさかひとつずつ容器を押して空気を出し、醤油を吸わせているわけもないので、ここが難問です。

 

ようは容器が潰れればいい

 

そこで考えたのが醤油樽のなかを真空にしたらどうかということです。真空状態にした樽の中に、魚を放り込むのです。そうすれば容器はぺしゃんこになり、気圧を戻してやった瞬間になかに目一杯醤油が充填されるはず……。

 

なのですが、実際はどうかわかりません。

なにより、容器の先端についている赤いキャップ。あれをどうやって閉めているのかがわかりません。あそこだけまさか手作業?

熱か何かで収縮させて、容器の口に貼り付けるという方法は別素材ですから可能かもしれませんが、ちゃんとキャップとして捻って閉めるようになっているので、そうではなさそうです。

 

ここが解決しない限り、この思考実験はクリアとはいえませんね。

どなたか答えを知っているかたがいらっしゃいましたら、ぜひお教えください。

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