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無駄にならない仮設住宅を全国に!

コンテナハウスを防災に活用したい!

不要のコンテナ+地域おこし&防災

 

コンテナハウスやトレーラーハウスというと眉を潜める人もおられますが、私の出身地徳島県は南海トラフの巨大地震に伴う大津波の来襲が予想される地域。防災・減災は待ったなしです。

 

私は東日本大震災で輪番停電を経験していますし、街から食糧がなくなる心細さも知っています。いま、新型コロナで紙やパスタがなくなるあたり、備蓄の重要性を再認識しているところです。

 

とはいえ、最大の懸案事項は、被災者の住む場所です。

津波が来襲すれば、数日は水は引きません。地盤沈下が起これば、何年も、場合によってはそのまま永遠に人が住めない場所になる可能性がある。そんなとき、早急に人が住める場所を提供しなければなりません。一時避難所として学校を活用するにしても限界があり、暑さや寒さ、プライバシーの問題もあります。

 

そこで用いられるのが仮設住宅ですが、仮設住宅は建設に時間がかかります。ましてや被災地域で人手を集めるのは被災者がまだまだ混乱しているなかで人様の家を建てることはなかなか難しいなどの問題もありますし、私がどうにも気に入らないところは、仮設住宅は作って用済みになったら「解体して屑鉄になる」というところです。まったくもってもったいない。

 

そこで私が提案するのは、全国各地の山中や平野部に、コンテナハウスの街(賃貸やオフィス)備蓄倉庫(流通拠点)を点在させるという案です。これなら平時は別の用途として活用したり、場合によっては宿泊施設などとして運営することができます。土地に固定していないために固定資産税は不要ですし、なにか災害が発生すれば、トレーラーで運搬してくればすぐに使いはじめられます。

 

例えば、四国で災害が発生しなくても、近畿や中国でなにか起きた場合、そちらに陸送で運搬して行くこともできる。船便であれば大量輸送も可能。融通しあえるのです。

 

日本は災害大国です。もっともっと、無駄のない準備の仕方、「もったいない」といわずに済む仮設住宅のかたちがあると思います。

 

それを実践すべく、徳島県でちょっと挑戦してみたいのです。

ご協力や一緒に夢を膨らませられるかた、防災関連の担当者のかたと繋がっていければ幸いです。

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